2021年11月17日水曜日

公立中学校で定期テスト・受験を乗り切るコツ


数字を正しく読もう!


定期テストや受験を乗り切るには「数字を正しく読む」ことが必要です。

例えば中学校2年生の1学期期末の数学のテストで85点を取ったとします。

しかし2学期中間テストは80点でした。

一見すると「点数が下がっているから、実力が伸びていない」様に見えます。

しかし一概にそうとも言い切れないのです。

なぜならば、公立中学校の数学の教科書は1年生から3年生までおおまかに

  • 1学期は計算
  • 2学期は関数
  • 3学期は図形
をメインに縦割りで習うように構成されています。


一般的に計算問題のテストよりも関数のテストの方が「難しい」と感じる生徒さんが多い傾向があるようです。

それは関数の問題の方が計算問題よりも「数学的な考え方」を必要とするからです。

つまり、この2つのテストの点数を比べることだけで数学の実力を判断しようとすることは、状況を正しく理解することにつながらないのです。


大事なのは、点数の内訳(「基礎力を測る問題」と「応用力を測る問題」の得点比率)や、どの問題をどのように間違えたかまで見ることです。


それが、定期テストや受験においての「数字を正しく読む」ということです。

数字を正しく読むことで、無駄な時間を省き、効率的な勉強をすることができます。

勉強を進めていく中で「数字」に出会ったら「どういう意味を持っているのだろう」とぜひ考えてみてください!